28歳~29歳 1995年(平成7年)生まれ
ここでは1995年の流行や出来事を表示しています。
出来事
Microsoft Windows 95の登場
1995年の終わり頃になる11月23日に、一般家庭向けとして初めてのパソコンが発売された。名前は「Windnows 95」。
それまで日本で普及していたのは「ワープロ(ワードプロセッサ)」であるが、UI(ユーザーインターフェース)としては、CUI(キャラクタユーザーインターフェース)のみに対応であることから、マウスなどはなくすべての操作をキーボードでカバーする必要があった。
また、表示画面はカラー対応していないものも多く、主な利用としては企業内での文書作成に使われることを想定しているものであった。
日本で「ワープロ」に次いで普及していたのは、日本電気(現:NEC)が発売していた「PC-9800シリーズ」と呼ばれるものだろう。
こちらは「ワープロ」とは違い正式にパソコンと呼べるもので、イメージ的には(個人によって異なるが)Windowsと同じものを目指していたコンピュータであると言えるだろう。
以前から、Windowsと呼ばれる製品は存在していたが、「Windows
95」によって日本に一気に定着することになったのは、標準でインターネット機能が同梱されていたこと、アルファベッドではない日本語に対応することが出来たことである。
2022年において、パソコンは Microsoft社 と APPLE(アップル)社
のシェアで二分していると言われている。日本人としては日本電気も、今のアップルのように蘇ってほしいものである。
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流行語
無党派 / 青島幸男 (東京都知事)
「無党派」とは"支持政党"のない有権者のことを指しており、ほとんどの場合、この「無党派」の人たちのことをグループで"無党派層"と呼ばれる。
"無党派層"は1960年代と1990年代に大きく上昇している。
政党によって、「公約・マニュフェスト・アジェンダ」など名前は異なるが、基本的な政策方針を結党時に掲げているため、政策重視の方にとって「支持政党」を決めることが難しくないはずである。
「支持政党」が無い方が多いということは、政党が決定する政策方針がブレている可能性がある。
また、政党(政治方針)によって決めるのではなく、立候補者の人柄で決めるという方もいるので、そういった方は「支持政党」なしということになるだろう。
2022年時点においては、日本では18歳になると選挙権が与えられて選挙に参加することができる。
何を基準に選ぶのかは、各々に自由で、後で「〇〇にしとけばよかった」となっても、次回の選挙に活かせば良いだろう。
折角、日本では衆院選が4年毎・参院選が3年毎にあるので、最初は"なんとなく"でも参加してみると、少しずつ自分の理想とする政治方針が、だんだん表面に出てくるのではないだろうか。
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おもちゃ
ドラゴンクエストVI 幻の大地
「ドラゴンクエストVI 幻の大地(ドラゴンクエストシックス
まぼろしのだいち)」とは、エニックスから発売されたRPG(ロール・プレイング・ゲーム)である。
また、本作がナンバリングタイトルでは最後の、スーパーファミコンでの発売となった。
ドラゴンクエストⅣとドラゴンクエストⅤの世界観(ゲームの舞台)を共有しており、これらを合わせて「天空シリーズ(Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ)」と呼ばれている。
本作はこの「天空シリーズ」の世界観のシリーズでは過去の話に位置づけられている。
本作の登場時には、RPG(現:JRPG)が全盛期であり、代表作としてドラゴンクエストシリーズとファイナルファンタジーシリーズが存在していた。
その中で、「ドラゴンクエストⅥ」はスーパーファミコンからの発売で、累計売上が3位という記録的な数値を出している。
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キレてないですよ(長州力)
映像作品
耳をすませば(映画)
マンガを原作として制作するのは2022年時点においては珍しくないが、スタジオジブリが原作にマンガを採用することは少ない。
原作は少女マンガなので、主人公は女性で恋愛をテーマにしているが、それ以外についてはスタジオジブリらしく良くも悪くも独自解釈して多用された。
1995年の映画業界は海外勢が圧倒的に強く、国内映画は苦戦している。1995年の国内公開映画でトップ10入りしたものは、「耳をすませば」と「ゴジラvsスペースゴジラ」のみで、「ゴジラvsスペースゴジラ」の公開は1994年である。
ということは、1995年公開の国内映画でトップ10したものは「耳をすませば」のみということになる。
アニメ映画版の舞台は、東京都の「多摩市・日野市・武蔵野市」あたりの街並みを資料としているようだ。
※多摩市の聖蹟桜ヶ丘はよく舞台設定として、多数の作品に参考にされている。
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書籍
中華一番! (漫画)
「中華一番!」とは、講談社が出版している「週刊少年マガジン」で連載開始した漫画タイトルである。
タイトルにある"中華"とは中華料理のことであり、中華料理をメインに料理対決をしたり自身の料理人としての成長を描いている。
連載途中で、同出版社の「マガジンSPECIAL」に移動してすることになり、一度、連載途中で終わることも考えられた。
その後、人気はV字回復を果たすことに成功したことで、タイトルを「真・中華一番!」に変更して、「週刊少年マガジン」で再出発をしている。
前作では、それまで料理対決はあるにあったが、主人公たちの成長を描くことがあくまで根底にあった。
新しい「真・中華一番!」では、伝説の調理器具を求めることを目標として中国国内のあちこちに出向いては、料理対決で手に入れることが主な内容となっている。
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ヒット曲
LOVE LOVE LOVE / DREAMS COME TRUE
「LOVE LOVE LOVE」は、「DREAMS COME
TRUE(ドリームス・カム・トゥルー)」を代表する楽曲の1つであると言えるだろう。
曲の長さ自体は短めで3分30秒に満たない(公式に3:24)曲であるため、メロディとサビ自体の大きな変化はなく、考え方によっては曲すべてがサビになっていると考えることも出来る。
TBS系ドラマの主題歌になっていることもあり、知名度も良く「LOVE LOVE
LOVE」は社会現象と言ってもいいほどの盛り上がりになった。
実際に、この曲のシングルCD売上は、累計で248.9万枚と言われておりあと少しで250万枚に届くところである。
当時、CDの売上はピークとなっている時代ではあったが、ダブルミリオン(200万枚以上の売上)を達成した曲はほとんどない。
(1995年にダブルミリオンを達成したのは「LOVE LOVE LOVE」と「WAR
TONIGHT~時には起こせよムーヴメント」だけである。)
その他にミリオン(100万枚以上の売上)を達成した楽曲が多数あり、「Mr.Children」「B'z」「TRF」などのグループが中心にCDの黄金時代を築き上げた。
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