27歳~28歳 1996年(平成8年)生まれ
ここでは1996年の流行や出来事を表示しています。
出来事
自民党の復調と民主党の結成
四年に一度行われる衆議院選挙である「第41回衆議院総選挙」が実施され、"自民党(自由民主党)"が大きく議席を伸ばす結果となった。
対して、"自民党"と連立政権を組んでいた"社会民主党"と"新党さきがけ"は議席を減らす結果となり、この時に連立政権を解消して"自民党"は、単独の党でありながら大きな政党になることになった。
※選挙前から"自民党"が大半を締めていた連立政権であったが、この結果で袂を分かつことになる。
少し時を遡ると、選挙前に新党さきがけを離党していた 鳩山由紀夫(はとやまゆきお) が選挙前に"民主党"を起こしていた。
選挙の結果、連立政権を解かれた"社会民主党"と"新党さきがけ"の議員の多くは、結果的に民主党に流れ込むことになった。また、最大野党であった"新進党"からも少しではあるが入党するものもいた。
その後の、"第二次橋本内閣"では全ての閣僚が自民党から選ばれ自民党一色なった。ただ、この内閣自体は一年を待たずして、次の内閣へと繋がっている。
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流行語
「自分で自分をほめたい」 / 有森 裕子
「自分で自分をほめたい」とは、この年に開催されたアトランタオリンピックにて見事3位となった 有森裕子(ありもり
ゆうこ)が発言した言葉である。
「自分で自分をほめたい」のコメントの前後から主観的にではあるが、「もっとがんばれたといった後悔はしたくなかった」という気持ちが感じられる。この「自分で自分をほめたい」というフレーズは、流行語大賞となった。
有森選手は、フルマラソンの女子選手である。この流行語を発言したアトランタオリンピックでは3位の銅メダルであるが、前回のバルセロナオリンピックでは2位の銀メダルを獲得している。
後に引退して、様々な形でフルマラソンのみならず、多種に渡るスポーツの普及に係る活動に励んでいるようだ。
ちなみに、地元の陸上競技場には 有森裕子 本人の銅像が設置されるなど、地元にとっても、この選手を排出したことが名誉なことであると思われているのだろう。
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おもちゃ
たまごっち
1996年にバンダイから発売された「たまごっち」は、バーチャルペットの一種である。
このゲームは、プレイヤーが仮想のペットを育てることを目的とし、ペットの成長や幸福度に基づいてプレイヤーが介入する必要がある。
初期のたまごっちは、卵の形をした装置に小さな画面がついており、そこでペットの成長や状態を確認することができた。
たまごっちは非常に人気を博し、子供たちの間で大ヒットとなった。
プレイヤーはペットの世話をすることで責任感や愛情を学び、ペットが成長する様子を見守る楽しさを味わうことができた。
その後もさまざまなバージョンやシリーズが展開され、世界中で多くのファンを獲得した。
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ポケットモンスター(赤|緑|青)
「ポケットモンスター」は、普通の動物(犬・猫や鳥など)とは違う生物で、"モンスターボール"と呼ばれるアイテムで捕まえることができると、何故か味方になってくれる"モンスター"のことである。
最初に発売されたのは"赤"と"緑"のポケットモンスターで、"青"は当初は限定版のみであった。
ゲームタイトルの色の違いによって出現するモンスターの種類や割合が異なるため、全種類集めたいといったコレクター肌の人の中には、すべてのパッケージを購入するというものでまでいた。
ポケットモンスターの全世界での売上数は、"赤|緑|青"の三種類で3000万本以上と言われる。
※情報元(ソース)が、公式のものではないので正確ではない可能性有り
後日、初代ポケットモンスター(当ソフト)を元に制作された、"ピカチュウ(色名ではない)"が発売されている。
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映像作品
トイ・ストーリー
「トイ・ストーリー」は、ディズニーお抱えのアニメーションスタジオである「ピクサー」によって制作された長編映画である。
制作映像はコンピューターによるフルCGアニメーションであるため、すべての映像の質感は今までにないものだった。
「トイ・ストーリー」は、まず1995年にアメリカで公開され、その後に、日本での公開となった。
日本で公開されたのは1996年であり、半年ほど遅れて公開されている。
「トイ・ストーリー」の世界観において、登場するおもちゃたちは人間と同じように生きており、考えて行動し個性もあるのだが、そのことを人間には知られちゃいけないというルールがある。
そのため、人間が出るたびに、すべてのおもちゃは動作を止める必要がある。
ユニークな世界観であり、ヒットしたため「トイ・ストーリー2」も制作されている。
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書籍
GTO(漫画)
「GTO」とは、講談社の「週刊少年マガジン」に作者である「藤沢とおる」によって描かれた作品である。
主人公役である 鬼塚英吉(おにずかえいきち) が、問題のあるクラスの教師となり個性的な解決方法で、そのクラスを導いていく漫画である。
「GTO」は「Great Teatcher Onizuka(グレート ティーチャー オニズカ)の頭文字を取り並べたもので、直訳すれば 偉大な教師の鬼塚
といったところであろうか。
現代の社会問題や教育問題が存在する中で、教師の鬼塚が(暴力を扱ってはいけないはずの)暴力を含めて、様々なユニークな手法でクラス内の問題や、先程挙げた社会的な問題までを相手に時にはクラス全体を救うため立ち向かっていくことになる。
「GTO」という漫画は、「湘南純愛組!」と呼ばれる漫画の続編に位置しており、こちらでは教師になる前である不良時代の 鬼塚英吉
のお話が描かれている。
ドラマ化やアニメ化を果たした漫画であり、かなりメディアミックスに積極的に出ている。累計発行部数は5000万部を超えており、メジャーなタイトルの一つといえよう。
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ヒット曲
名もなき詩 / Mr.Children
「名もなき詩(なもなきうた)」とは、「Mr.Children」のちょうど10枚目となるシングル曲である。
当時、「Mr.Children」は、4thシングルであるドラマの主題歌となった「CROSS
ROAD」からのシングル曲は、連続してヒットしており100万枚を超えるシングルCDの売り上げを誇っているが、2022年においても、一番売り上げている累計で6thシングルの「Tomorrow
never knows」に続く売上枚数を記録している。
具体的な売上枚数は、230万枚といわれる。
また、週毎のシングルCD売り上げについても歴代1位の勢いがあり、発売した週での売上枚数は記録を取り始めから、初めて100万毎以上の売上枚数となった。
2022年において、「Mr.Children」はベスト盤のアルバムCDが4枚も発売されており、レパートリーの多さに富む。
さらに言えば、ベスト盤に収録される場合の楽曲の順番は1stシングルの曲から登録されているが、「名もなき詩」時点でまだ2枚目の一曲目であり、現在も「Mr.Children」は継続して活動中である。
当時は、CD売上枚数がピークを迎えていたが、もちろん「Mr.Children」もそういった記録に残っており、J-POPを引っ張っていった音楽グループであるといえよう。
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