出来事
ロシア軍によるウクライナ侵攻
1922年~1991年にかけて、ロシアはソビエト連邦として世界に存在していたが、冷戦の終結と同時に解体され、国家はロシアに戻り一部の地域は正式に国家として独立することになった。ウクライナもソビエト連邦から独立することに成功した国家の一つであり、近年では西欧諸国との関係を深めていた。
西欧諸国の勢力拡大に反発していたロシアは、2014年3月にウクライナのクリミア半島を編入する。翌年にドンバス戦争が勃発して停戦するが、これが燻りロシア軍は2022年2月24日に本格的にウクライナへの進行を開始した。
基本的に、ロシアが攻撃側でウクライナが防御側として戦っているが、ウクライナは西側諸国の支援を受けて徹底抗戦の構えを見せて、一進一退の戦いとなっている。さらに、現代の戦争の特徴としての武力戦・サイバー戦・情報戦など多くのメディアや、当事国以外の民間人よるリモート草の根「参戦」が加わっている。
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流行語
てまえどり
「てまえどり」とは、店頭などで並べられている商品を通路側つまりは手前側から手にとることを、勧めている購買行動のことです。
店頭に商品を並べる際に、お店側は新たに陳列していく商品を奥に並べる習わしがあります。これは、お客さんが手に取りやすい手前側から商品を取っていくであろうという、思考を考慮した陳列方法ではあったが、お客さん側もその意図を知っていたことから、奥の並べられたばかりの新しい商品を手に取る人も少なくなかった。
特に、食品関係の商品においては鮮度が大事なものも多く、手前側の商品の鮮度がどんどん落ちていってしまい最終的に廃棄するしかないこともあった。そういった、食品ロス削減を目的として始まった取り組みである。
もともとは、平成30年度に兵庫県の神戸市で始まった取り組みのようだが、現在では流行語に選ばれたように全国規模での取り組みとなっているようだ。
画像は、「サインステッカー てまえどりにご協力ください 食品ロス フードロス 陳列 スーパー コンビニ 店舗 識別 標識 呼びかけ アピール 啓発 ピクトサイン ピクトグラム SGS262 gs ステッカー」の販売ページにアクセスできます。
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おもちゃ
スプラトゥーン3
「スプラトゥーン3」とは、Nintendo Switch向けに任天堂から発売された"アクションシューティングゲーム"である。
"アクションシューティングゲーム"は、主にパソコン向けに発売される場合においてはTPS(サードパーソンシューティング)と呼ばれるジャンルで発売されることが多い。パソコン向けのシューティングゲームでは、FPS(ファーストパーソンシューティング)と呼ばれるジャンルが既に確立されているが、こちらは主にガンシューティングに軸を大きくおいていることと比較して、TPSではアクション要素にも重点をおいていることが多い。
「スプラトゥーン3」は題名の通りスプラトゥーンシリーズの3作目に当たる作品で、2作目の発売から約5年ぶりとなる登場ではあるが、日本国内の売上では600万本以上、全世界では1000万本以上の売上を誇っており、社内では注目されていないのか慎重に開発されていたのかは分からないが、潜在的なファンは多いと言えよう。
ゲームの内容としては、プレイヤーはヒト型のイカやタコを操作して、フィールドやマップ上にあるオブジェクトなどを自身のカラーに塗りつぶしてより範囲の広いほうが勝者となる。また、スプラトゥーンシリーズの特徴として、自身の色に塗りつぶした範囲は泳いで移動できるようになっている。
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映像作品
ONE PIECE FILM RED
「ONE PIECE FILM RED (ワンピース フィルム レッド)」とは、週刊少年ジャンプに連載中の「ONE PIECE (ワンピース)」を原作とする日本のアニメーション映画である。長期の連載でありながら人気作品のため多くの映像作品も作られており、本作は劇場版の15作目。FILMシリーズとしては4作目に当たる。「ONE PIECE FILM RED」は、2022年8月6日と2022年後半にはいってから公開されたものの、国内の興行収入は197億円で国内1位であり、世界興行収入では日本円にして約203億円ほどと言われている。
原作となる「ONE PIECE」は週刊少年ジャンプにおいて1997年とこの度の映画の約25年前から連載されており、現在でも同マンガ雑誌の看板作品とも言える立ち位置である。2021年には、単行本(コミックス)の全世界累計発行部数が4億9000万部を超えており、単行本は100巻を既に超えてリリースされ続けている。
原作のみならず、「ONE PIECE FILM RED」は国内だけではなく多くの国で公開されており、"フランス、モロッコ、アルジェリア、チュニジア"と言ったヨーロッパや北アフリカで公開されたのを皮切りに、多くの国と地域で公開される運びとなった。
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書籍
同志少女よ、敵を撃て / 逢坂 冬馬
「同志少女よ、敵を撃て」とは、第二次世界大戦におけるヨーロッパの東部戦線である独ソ戦(ナチス・ドイツとソビエト連邦の戦い)で、母親をドイツ兵に惨殺された農村の娘の復讐劇である。
第二次世界大戦は世界規模最悪の戦争と言われ、主にヨーロッパでの戦争に終止していた第一次世界大戦と違い当時のアジアの大国であった日本や日本が戦争に引き込んだアメリカを始め、アジアやオセアニアを含む戦争である。第二次世界大戦はいくつかの戦争や戦線を含んだ総称とも言える。たとえば、日本と中国が戦った「日中戦争」、日本とアメリカが戦った「太平洋戦争」、ドイツと資本主義圏(主にイギリス・フランス・アメリカ)が戦った「西部戦線」、ドイツと社会主義圏(主にソビエト連邦)が戦った「東部戦線」などがある。
「同志少女よ、敵を撃て」の主人公はソビエト連邦のモスクワ近郊の少女であり、軍隊とは接点のない暮らしをしていた。そんな当たり前の生活がモスクワを急襲したドイツ兵によって壊されてしまった。あと一歩のところで助けられた主人公は、ドイツに対する復讐心からソビエト連邦の狙撃兵として立ち上がるのであった。
同志(どうし)とは、志や目標をともにする仲間やグループを指す言葉である。特に、旧社会主義圏において使用されていた単語であり、親しい者や敬愛する者に対してよく名前などの固有名詞の前に「同志〇〇」のような形で、使用されていた。
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ヒット曲
残響散歌 / Aimer
「残響散歌(ざんきょうさんか)」とは、"SACRA MUSIC(サクラミュージック)"から発売された"Aimer(エメ)"による通算20枚目のシングルCDである。2022年の"Billboard JAPAN(ビルボード・ジャパン)"の総合ソングチャート"JAPAN HOT 100"で、上半期に既に1位を取得していたのだが、年間の集計でも引き続き1位をキープしていたようだ。
歌手名としては"Aimer"と名乗っているのだが、フランス語の「愛する」や「好む」といったような意味を持つ動詞である。ちなみに、作曲時には"aimerrhythm"という名前を使用しているが、もちろん同一人物である。
2021年12月5日に放送開始されたTVアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」のOPテーマ曲として採用されており、こうしたメディアミックスも「残響散歌」を世の中に浸透させた要因の一つであろう。
同シングルCDに同時収録されている「朝が来る」についても、同じくTVアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」のEDテーマ曲として採用されており、アニメのはじめと終わりをAimerの楽曲で飾ることになった。
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