25歳~26歳 1998年(平成10年)生まれ
ここでは1998年の流行や出来事を表示しています。
出来事
長野にてオリンピック・パラリンピックの開催
日本において、高い山々に囲まれているために、北日本よりも多くの雪が降る豪雪地帯となっている長野県などですが、1988年に冬季のオリンピック・パラリンピックが開催された。
もともとオリンピック・パラリンピックは4年に一度の開催であるが、夏季に行われるものと冬季に行われるものがあり、それぞれを一大会とした場合は、2年毎にオリンピックが開催されている。
今大会において獲得した総メダル数は、日本陣営は10枚(金メダル5枚・銀メダル1枚・銅メダル4枚)であったのだが、このときに最も多く取得した種目は「スキージャンプ」であった。特に、4名で1チームとするスキージャンプの団体戦での金メダル獲得は、日本を熱狂の渦に巻き込むほどの賑わいとなった。
ちなみに、冬季オリンピック・パラリンピックは当然雪上での競技となるが、2022年現在でも長野での開催が歴代の冬季オリンピック・パラリンピックで、開催地のうち最南で最も低緯度を記録している。
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1998年フランスワールドカップ
日本のサーカーの歴史に新たな出来事が加わった。なんと日本が、1998年6月から始まる4年に1度開催される、ワールドカップに出場したのだ。FIFAが主催するワールドカップは、ナショナルリーグ(対義語として「クラブリーグ」)のトップに位置する大会である。
ワールドカップに出場するためには、「ヨーロッパ・アフリカ・アジア・オセアニア・北中米カリブ海・南米」の地域に分けて予選を行い、上位になったチームが出場することができる。だが、サーカーのレベルは地域によって異なるため、主に「ヨーロッパ」と「南米」の地域には多くの出場枠が設定されるようになっている。
フランスにはジダンという選手がおり、文字通りのスター選手として活躍した。決勝戦でも二回ほどゴールを決めるなど、全体を通してフランスに大きく貢献した。なお、このときのワールドカップの開催国はフランスであったため、街中が熱気にあふれていた。
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流行語
環境ホルモン
まず、いわゆる「環境ホルモン」の正式名称は「内分泌攪乱物質(ないぶんぴつかくらんぶっしつ)」のことを指しており、「環境ホルモン」とは日本において報道される際に多様に使われた、造語である。
※ただし、ここでは便宜上「環境ホルモン」を用いて記述する
「環境ホルモン」とは、主に石油由来の実態のあるものを廃棄するため燃焼した際に発生する「ダイオキシン」を代表する「疑似ホルモン」が大きく取り上げられたであろう。これら「疑似ホルモン」はヒトが普段から内分泌している「生体ホルモン」と似ており、「生体ホルモン」に擬態して悪影響を与える。代表的なのは、カエルを始めとする両生類や魚類において、奇形を誘発する可能性があることが問題とされた(ヒトへの影響については未確認)。
これらの情報から、石油由来の生活雑貨や日用品のゴミについては一般ごみとは区別されるようになり、自治体によってある程度の違いはあるものの、「ペットボトル・プラスチック・ビニール」を始めとするゴミについては、別の日に回収するなどの対策が取られるようになった(燃焼はせずに埋め立て)。
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おもちゃ
ポケットピカチュウ
ゲームボーイカラーの発売
2022年現在では、ディスプレイの種類として「有機ELディスプレイ」と「プラズマディスプレイ」と「液晶ディスプレイ」などが存在しているが、この内の「液晶ディスプレイ」は既に1998年には登場しており携帯型ゲーム機に搭載されることが普通となっていた。
しかし、長らく携帯型ゲーム機において使われていた「液晶ディスプレイ」は黒しか表示されず、いわばモノクロの表現力しか備わっていなかった。(セガの「ゲームギア」とNEC-HEの「PCエンジンGT」がそれまでに発売していたが、爆発的な普及には至らなかった。)
1988年10月に任天堂から発売された「ゲームボーイカラー」は、発売後すぐにブームとなり日本国内でも1000万台以上の売上となった。
「ゲームボーイカラー」が発売されるまでに、「初代ゲームボーイ・ゲームボーイポケット・ゲームボーイライト」などが発売されており、これらすべてでゲームボーイソフトに互換性があったため、それまでに発売され購入されたゲームボーイ対応ソフトが動作するため、今までのマーケットをそのまま使えたことから、それまでに発売されたカラー対応の携帯型ゲーム機と異なり、記録的な売上になったと予測される。
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映像作品
プライベート・ライアン
舞台は第二次世界大戦であるが、戦闘やアクションがフォーカスされたものではなく、一人の兵士に帰還命令を届けることを、主題としたものである。ただし、当たり前だがやはり戦地におけることであるので、多くはないが戦闘なども描写されている。
ライアンという兵士を戦地から救出する流れを追っており、途中では部隊内での反発など、様々な感情による人間ドラマが主に描かれている。
また、史上最大の上陸作戦として有名なノルマンディー上陸作戦当時の出来事をストーリーとして追っており、多数の兵隊や難民などの描写もある。
※私事であるが、この記事の著者は「プライベート・ライアン」のブルーレイと「硫黄島からの手紙」のブルーレイを所持している。
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書籍
小さいことにくよくよするな! (サンマーク文庫)
いつの時代もエッセイや自己啓発の書籍は販売されているが、1998年において「小さいことにくよくよするな!」は、この年の日本において記録に残る売り上げとなった。
もともとは、アメリカで発売された書籍で著者の「リチャード・カールソン」は、外国人で心理学者である。アメリカでは、総売り上げが500万部を突破しており大ベストセラーの書籍だ。日本においては、「小沢 瑞穂」が翻訳して1998年6月16日に日本語版の発売が開始された。
簡単に言えばこの書籍は、長い人生において自身に起きる様々な出来事は、良い意味でも悪い意味でも一瞬に過ぎないことだという、タイトルから想起されるものであるが、うまくまとめ上げれており丁寧な文体から、日本においても記録に残る売り上げとなった。
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ヒット曲
誘惑 / GLAY
この年代付近は、音楽CDの売り上げのピークとなっており、この「GLAY(グレイ)の誘惑」という曲も、シングルCDでありながら「161万1920枚」と爆発的な売上を誇った。
また、GLAYは5位にもランクインしており、曲名は「SOUL
LOVE」である。
※ちなみに2位は「SMAP(スマップ)の夜空ノムコウ」で「157万1230枚」の売り上げである)。
「誘惑」という曲の特徴としては、スピード感のあるメロディとサビで、ドライブなどに最適ではなかろうか。
※この曲も含めてだが、冒頭に上げたように音楽CDの絶頂期であるのと同時に、上位にランクインする曲の特徴としては、J-POPの王道というよりは「ビジュアル系バンド」や「アイドル系バンド」が多くランクインしている。
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