1994年(平成6年)生まれ

出来事

選挙改革法案(公職選挙法)改正

逐条解説 公職選挙法 改訂版 単行本

「小選挙区比例代表並立制(しょうせんきょくひれいだいひょうへいりつせい)」とは、 「小選挙区」制度と「比例代表」制度の各選挙制度を組み合わせたものである。

日本において、戦後長らく「中選挙区」制度が制定されていたが、 多くの欠点を指摘され1994年に「公職選挙法(法律)」が見直されることになり、 「中選挙区」制度から「小選挙区比例代表並立制」に変わることになった。

「小選挙区比例代表並立制」における「小選挙区」制度と「比例代表」制度で、 選ばれる選挙人の比率は「小選挙区比例代表並立制」の中では規定されていない。 日本においては"62.1%対37.9%"と「小選挙区」のほうが少し多く定められている。

どこでもそうだが、平地に人口が集中しやすい傾向があるため、 その理由から「一票の格差」と呼ばれる、選挙人一人を選ぶに当たり 有権者の格差が2022年においては問題になっている。

流行語

同情するなら金をくれ

家なき子 プライムビデオ

「同情するなら金をくれ」とは、日本テレビ系ドラマ「家なき子」において 主人公の少女が放った言葉であり、劇中にて放たれた側はただ呆然とするのでした。

ドラマ「家なき子」では、文字通り「(帰る)家が無い子供」であるのですが、 何より家を失ったのは自分で自宅に火を放ったからでした。

主人公の少女の家庭は3人家族で、いわゆる核家族の構成でした。 ただ、主人公の父親は養父で、普段から酒浸りでなにかあると 暴力を振るう(家庭内DV)ような人でした。 かわって、母親はそんな父の代わりに家庭の大黒柱となるべく、 日夜問わず働き詰めていたのですが、ある日心臓病を患ってしまい入院することになりました。

そんな環境の子供から見た、社会に訴えかけた言葉としては正直乱暴な言葉ではあるのですが、 嘘偽り無い言葉として聞いた人に深く刻まれる視聴者が多かったのでしょう。

おもちゃ

PlayStation / SonyComputerEntertainment

PlayStation / SonyComputerEntertainment

「PlayStation(プレイステーション)」とは、 「SonyComputerEntertainment(ソニー・コンピューター・エンタテイメント [略:SCE])」が開発・販売した家庭用ゲーム機である。

家庭用ゲーム機の市場は、FamilyComputer(略:FC)を任天堂が発売して以降から任天堂の一人勝ちが続いていたが、 「PlayStation」の発売はソフトの面で人気シリーズが発売と同時に、 発売されることもあり世間に大きな衝撃を与えた。

それまで、ゲームソフトの配給方法はゲームカセットを使っていたが、 「PlayStation」では、光学ディスクを採用したことにより、 より多くの情報量をゲームソフトに詰め込むことが出来るようになった。

また、ゲームソフトのボリュームが増えたことにより、 クリアした内容をどこかに保存しないといけないことになった メモリーカードを利用することで、進行分を保存して置けるようになった。

他にも、ゲームソフトの情報量を増やす方法として、 一つのゲームタイトルで2枚や3枚の光学ディスクを使うことにより、 進行度に合わせて使い分けることで、ゲームタイトルのボリュームをさらに上げることが可能になった。

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  • 映像作品

    平成狸合戦ぽんぽこ(映画)

    平成狸合戦ぽんぽこ [DVD]

    「平成狸合戦ぽんぽこ(へいせいたぬきがっせんぽんぽこ)」とは、 自然の山や森を開拓していく人間たちを阻止しようと奮闘する狸たちを描いた オリジナル作品(原作なし)である。

    ただし作品の制作に当たりモデルとなった場所が存在する。 昭和後期に開発が進んだ、「多摩ニュータウン」である。 この開発によって狸たちは、自分たちのすみかを壊されてしまう危機に瀕し、 人間たちと共生の道を進むか、徹底的に工事の邪魔をすることによって山や森を守り、 選ぶことになった。ものがたりでは、工事の邪魔をすることに決定して 妖怪として、人間を怖がらせたりすることで、多摩ニュータウンの建設に立ち向かうことになる。

    2022年時点においては、多摩ニュータウンは多くの交通網が乗り入れる街として成長しており、 具体的には、京王相模原線・小田急多摩線・多摩モノレールの三路線が乗り入れる、 ベッドタウンとなっている。また、ベッドタウンの周辺には、 大手企業の工場や研究施設が次々と建設され、人間側の開発が留まること無く進んでいるようだ。

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  • 書籍

    名探偵コナン(マンガ)

    名探偵コナン(1) (少年サンデーコミックス) Kindle版

    「名探偵コナン」とは、週刊少年サンデーにて連載が始まった「推理漫画」である。 作者は、青山 剛昌(あおやま ごうしょう)で大学生時代に漫画家としてデビューしている。

    本作は、主人公の「工藤 新一(くどう しんいち)」が毒薬を飲まされたところ、 子供の姿になったのだが、毒薬を飲まされた黒の組織を追いながら 数々の難解事件を解決していく流れであるがメインストーリーは殆どなく、 サブストーリーがオムニバス形式で"発生→推理→解決"となっている。

    偽名であるコナンのフルネームは「江戸川コナン」であるが、 これは幼なじみである毛利蘭に正体を迫られたところ、瞬時(ハッタリ)で自分から名乗り出た。

    推理漫画なので仕方ないのだが、江戸川コナンの行く先々で(殺人)事件が 高い確率で発生するため、(インターネット上で)出会いたくない人物とネタにされていたりする。

    今や、週刊少年サンデーの看板作品であり、全世界累計で2億5000万部以上も発行されている。

    ヒット曲

    innocent world / Mr.Children

    イノセントワールド

    「innocent world (イノセント・ワールド)」は、「Mr.Children(ミスター・チルドレン)」の5枚目のシングル曲である。 4枚目のシングルがドラマの主題歌として、採用されたことによりグループの認知度が上がり、 その上での連続ヒットなので、当時としては完全に時代を代表する音楽グループであると言えるだろう。

    実際に決定した曲名は周知の通り「innocent world」であるが、 当初の予定は少し異なり「innocent blue」であった。 日本コカ・コーラ社のアクエリアスのCMに使われることが決定していたので、 アクエリアスのイメージカラーと揃えようとしたものだと考えられる。

    リリースされるやいなや週間オリコンチャートで1位を獲得しており、 また、第36回日本レコード大賞にて大賞を受賞した曲で、 累計でダブルミリオン直前の193.6万枚を記録している。 この年の年間オリコンチャートでも1位であり、名実ともに素晴らしい結果を残している。

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