35歳~36歳 1988年(昭和63年)生まれ
ここでは1988年の流行や出来事を表示しています。
出来事
青函トンネル開通
青函トンネルとは、日本の本州と北海道を結ぶ海底トンネルのことである。
現在でも陸路?においては、他のトンネルなどは無く、「陸・海・空」のうちの「陸」を選ぶ場合は、
必然的にこのトンネルを通る必要がある。
昔は、北海道と本州の間では、連絡船が唯一の方法でしたが、
青函トンネルの完成によって、鉄道による交通手段が採用できるようになった。
しかしながら、青函トンネルの工事中にはジェットエンジンが採用された航空機による
空の交通手段が生まれたことにより、一時、青函トンネルの必要性が再考された。
そのような議論などもされてきて現在においてどうなったかというと、
新たに北海道新幹線が設定されるなどの状況見る限り、
十分に必要性が認められたと言えるだろう。
※北海道新幹線の終着駅は「新函館北斗駅」である。
青函トンネルのもっとも重要な特徴は、天候に左右されない交通網であることにある。
また、通信ケーブルなども通っており、北海道と本州をつなぐネットワーク網として
重要な役割を果たしている。
画像は「JR誕生と青函トンネルの開通 鉄道事業の大転換 (図説 日本の鉄道クロニクル) 単行本」の販売ページにアクセスできます。
流行語
ドライ戦争
ドライ戦争とはアサヒから発売された、「アサヒビール・スーパードライ」からとられた「ドライビール」と呼ばれる
ジャンルの、ビールのシェアを「アサヒ」「キリン」「サッポロ」「サントリー」などのビール会社が
奪い合ったときに、使われた単語である。
発端は、「アサヒ」から新発売となった「アサヒスーパードライ」という名称のビールが、事の始まりである。
「アサヒスーパードライ」は発売直後から人気商品となったため、
先程挙げた他のビール会社も続々と「ドライビール」という名称のビールを発売している。
・「アサヒスーパードライ」(アサヒ)
・「キリンドライ」(キリン)
・「サッポロドライ」(サッポロ)
・「サントリードライ」(サントリー)
しかしながら、「ドライビール」と呼ばれるジャンルのビールは存在せず、流行した言葉ではあるが造語である。
正式に認められているビールの種類は大きく2つあるが「エールビール」と「ラガービール」のみである。
強いて言えば、「ドライビール」は「ラガービール」に含まれる種類だと言えるだろう。
画像は「ビール15年戦争: すべてはドライから始まった 文庫」の販売ページにアクセスできます。
おもちゃ
スーパーマリオブラザーズ3 (FC)
この年に、最も多くの売上となったゲームソフトがこの「スーパーマリオブラザーズ3」である。
それでも、一作目「スーパーマリオブラザーズ(1985年発売)」の国内の総売上数が681万本であることに対して、
本作では国内の総売上数384万本と半分には達したものの、落ち込んではいるようだ。
とはいえ、歴代のFC(ファミコンソフト)では、歴代三位の売上本数につけており、
本作も、相当なヒット作であったことは否定できない。
本作3では2での反省を生かして、アイテムやステージ数を増やすなど
多方面でボリュームアップがなされている。
※ただし、セーブ機能はない(徹夜でプレイした人も多いかもしれない。。。)
また、後発の据え置き機において、Wii/WiiUとSwitchにおいては
何らかの技術を使って、再び本作がプレイできる環境が出来ている。
※携帯機(ニンテンドー3DS)では完全移植によりプレイ可能だが、
SFC(スーパーファミコン)・任天堂64・キューブではプレイできない。
画像は「スーパーマリオブラザーズ3」の販売ページにアクセスできます。
映像作品
敦煌(とんこう)(映画
敦煌は後に第12回日本アカデミー賞で複数受賞をすることになった、日本と中国の合作で制作された映画である。
敦煌というタイトルだが、これは中国奥地の地名でもある。
敦煌の制作にあたっては、企画をした徳間という人物が現地で収録したいという情熱があり、かなりの困難を極めた。
もちろん、中国(中華人民共和国)からは撮影許可が降りず、ストーリーを練っていたが
撮影自体が出来ないという問題にまず当たってしまった。
その後、あらゆる人脈を使って最終的に共同制作と言うかたちで実現したが、
企画の徳間は途中で降板されてしまうという、一番制作意欲のあった人物がいなくなるという事件もあった。
その他にも、色々問題はあったが1988年になんとか日の目を見ることが出来た本作は、
大ヒットを記録する作品となった。
※文化の違う土地、ましてやイデオロギーの違う国と、
冷戦中に娯楽品の制作に協力とはなかなか難しいだろう。
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書籍
沈黙の艦隊
「沈黙の艦隊」とは、講談社の漫画雑誌「モーニング」にて連載開始した漫画タイトルである。
艦隊と銘打っているものの、味方に他の戦力はおらず原子力潜水艦が1隻での行動を追っている。
主人公は原子力潜水艦「シーバット」の艦長であり、「海江田四郎」というカリスマ性の高い人物である。
「シーバット」はアメリカの海軍の戦力として当初登場するが、
まもなくして海軍を離れ孤立無援の戦力として独立行動を取ることになる。
現在もそうであるが、世界地図でイデオロギーから見たとき、
日本を始め少数であるがいくつかの国が、民主主義を掲げた国が極東に存在している。
盾としての役割を持っている極東の国々からみた、
欧米の思惑などが背景になっており、その中で渦巻く思惑なども描写されている。
※本作品は、「フィクション」であり現実の出来事とは関係はないのであしからず。。。
画像は「沈黙の艦隊 1 (モーニングKC) 新書」の販売ページにアクセスできます。
ヒット曲
乾杯 / 長渕剛
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