42歳~43歳 1981年(昭和56年)生まれ
ここでは1981年の流行や出来事を表示しています。
出来事
三浦和義ロス疑惑事件
1981年に米国ロサンゼルス市内で妻(当時28)を銃撃して殺害、多額の保険金をだまし取ったとして、当時雑貨輸入販売会社の三浦和義元社長が85年9月、警視庁に逮捕され、殺人などの罪に問われた。
当初三浦元社長は「被害者の夫」として同情を集め、米軍機で妻を日本に移送させるなど、その献身的看護が美談となっていた。
しかし「週刊文春」が84年初め、事件は元社長による保険金殺人の疑いがあるとして、「疑惑の銃弾」と題して連載、大スキャンダルとなる。
それ以降、過熱した報道合戦となり、殺人事件に対する科学的な考察よりも、その男性にまつわる疑惑について盛んに報じられ、結果として劇場型犯罪※となった。
※劇場型犯罪:犯行声明などを発表し、人々の注目を集めることを目的の一つとする犯罪。また、テレビや新聞などのマスメディアに大々的に取り上げられることによって、人々の注目が集まった犯罪。日本における劇場型犯罪の例:グリコ・森永事件・和歌山毒物カレー事件
三浦は、2003年に日本で行われた裁判で無期懲役から一転して無罪が確定した。
しかし、その後の2008年に米国領土内において、共謀罪でアメリカ警察当局に逮捕され、ロサンゼルスに移送後ロサンゼルス市警の留置施設にて、シャツを用い首をつって自殺した。
流行語
なめ猫(なめんなよ)
おもちゃ
チョロQ
ガンプラブーム
ガンプラとはガンダムのプラモデルの総称である。
最初は特に売れ行きが良いわけでもなかったが、1981年2月ごろから急激に売れ出したという。
ガンダム再放送によるファン層の拡大、1981年3月の劇場版の公開が迫っていたこと、モデラーがミリタリーモデル(実在の兵器のモデル)の発想で改造を施した作例が、模型雑誌『ホビージャパン』別冊の『How to build Gundam』に発表されたことなどから、小中学生を中心にブームが起こった。
しかし、市場の需要に対して供給が間に合わず、中小の小売店でガンプラの慢性的な品切れ状態が続き、入手が難しい状態が1年以上も続いた。
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映像作品
エレファント・マン
1980年制作のイギリス・アメリカ合作映画。
監督デヴィッド・リンチと撮影F・フランシスのコンビによるカルト色の強い作風は、世界的な大ヒットを記録し、注目を集めることになった。
出演には、本作で英国アカデミー賞主演男優賞に輝いたジョン・ハート、オスカー俳優アンソニー・ホプキンスらそうそうたる面々がそろっている。
日本では1981年に公開され、この年の興行収入一位を記録した。
翌年、月曜ロードショーで放送された際、26パーセントの数字を記録、これは1982年の洋画放送視聴率の一位であった。
19世紀のイギリスで「エレファント・マン」と呼ばれた青年ジョゼフ・メリックの半生を描く。
ある日、医師トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は、街の見世物小屋でその特異な容姿から「エレファント・マン」と呼ばれていたジョン・メリック(ジョン・ハート)に出会う。
研究のために彼を病院で生活させるが、やがてメリックの知性と純粋な心に触れ、人間らしい交流が生まれ、ジョンは徐々に人間としてのアイデンティティーを確立していくが…。
書籍
窓ぎわのトットちゃん(黒柳徹子)
「窓ぎわのトットちゃん」は、トットちゃんこと黒柳徹子が過ごした小学校・トモエ学園での日々を書いた自伝的物語。
1981年に発売され、発行部数は驚異の800万部超を誇り、単著としては戦後最大のベストセラーとなっている。
黒柳は同作で「第5回路傍の石文学賞」やポーランドの文学賞「ヤヌシュ・コルチャック賞」などを受賞した。
世界35ヶ国で翻訳され、中国でも売り上げ1000万部を突破するなど、まさに世界的名作とされている。
トットちゃんがユニークな教育のトモエ学園で、友達とのびのび成長していく物語であるが、深い愛情で子どもたちの個性を伸ばしていった校長先生が、トットちゃんに言い続けた言葉「きみは、本当は、いい子なんだよ」は、今も黒柳徹子さんの宝物となっている。
ヒット曲
ルビーの指環
寺尾聰の6枚目のシングル。
1981年2月5日発売。発売元は東芝EMI。
1981年12月時点でのシングルの公称売上枚数は160万枚。
発売当初はさほど売れていなかったが、発売から約1ヶ月程経った後から徐々に売上を伸ばしていき、同年3月30日付のオリコンシングルチャートで初の1位を獲得。
同時期に、TBS系『ザ・ベストテン』でも1位を記録し、12週連続1位という同番組の最長記録を樹立し、この記録は放送終了まで破られなかった。
また、日本テレビ系『ザ・トップテン』では放送第1回の第1位かつ10週連続1位という同番組の最長記録を樹立している。
同年12月31日には第23回日本レコード大賞を受賞。
また、作詞者の松本隆は同賞の作詞賞、作曲者の寺尾は作曲賞、編曲者の井上鑑は編曲賞を受賞し、楽曲製作者に贈られる3タイトルを総なめにしている。
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