67歳~68歳 1956年(昭和31年)生まれ
ここでは1956年の出来事を表示しています。
出来事
日本国連加盟
1956年12月18日、日本は80番目の国連加盟国として国際連合に加盟した!国際連合加盟したことは、戦後復興の歩みを力強く進めていた日本にとって、国際社会への本格復帰を象徴する歴史的な出来事だった。
加盟までの道は決して平坦ではなかった。1952年に日本は国連加盟を申請したが、ソ連の拒否権行使により実現しなかったが、1956年の日ソ共同宣言により日ソ国交正常化、ソ連の拒否権行使が消滅したのを皮切りに、安全保障理事会で日本の加盟を全会一致で承認され、日本は晴れて国連加盟国になった。
重光外務大臣は、加盟式で以下のように演説した。
“日本国民は、国際連合憲章の崇高な理想に深く共鳴しこの憲章の原則に従って国際の平和と安全の維持に貢献することを固く決意しております。”加盟式には、多くの日本国民がテレビで注目し、日本の国際社会復帰を喜んだ。
日本は、国連加盟以来、国際社会の一員として平和維持活動(PKO)への参加・平和維持活動(PKO)への参加
国際会議での積極的な発言・人道支援の積極的な実施・国際会議での積極的な発言等人道支援の積極的な実施積極的な役割を果たし続けている。
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流行語
デイト
「デイト」は、1956年ごろに登場した言葉で、英語の「date」がそのままカタカナ表記されたもの。
日本語では元々「デイト」は「期日」という意味で使われていたが、1950年代前半頃から男女間の交際、恋人同士が遊びに行くことを指す言葉として使われ始め、これまでの「ランデブー」に代わる新しい言葉として恋愛文化の変化を反映していた。
当時の日本では、若者たちが自由恋愛を楽しむ機会が増え、デイト文化が広まった。恋人同士が映画館やカフェ、公園などで楽しい時間を過ごすことが一般的で、男性は背広、女性はワンピースなど、フォーマルな服装が主流だった。
当時の人気雑誌「平凡」では「デイト術」特集が組まれ、デイトの服装や会話術などが紹介され、映画やドラマでも、男女のデイトシーンが頻繁に登場し、流行に拍車をかけることになった。 流行歌にも「デイト」という言葉が歌詞に登場し、時代を象徴する言葉として定着しました
シンタロー刈り
「シンタロー刈り」は、日本の俳優・歌手である北大路欣也が1960年代に流行させたヘアスタイル。このスタイルは、ショートヘアの前髪を長めに残し、斜めに流すようにカットするものだった。シンタローという名前は、北大路欣也が主演したテレビドラマ「シンタロー」に由来している。
シンタロー刈りは、当時の若者文化やファッションの象徴として注目され、多くの若者に模倣された。その後も何度か復活したり、アレンジされたりしているが、基本的な特徴はそのままに、時代に合わせてアレンジされている。
映像作品
赤穂浪士 天の巻・地の巻
監督:松田定次・脚本:新藤兼人・原作:大佛次郎
出演:片岡千恵蔵、中村錦之助、市川右太衛門、東千代之介、大友柳太朗
上映時間:225分 モノクローム
興行収入:2億7000万円(当時の大ヒット)キネマ旬報ベストテン:第3位
当時としては珍しい大作映画で、豪華キャストと壮大なスケールで話題になった。
時代劇映画としては異例の2部構成で、忠臣蔵の物語を忠実に再現している。
片岡千恵蔵演じる大石内蔵助の演技は、特に高く評価されている。
また、撮影中に、中村錦之助が乗馬中に落馬して負傷するアクシデントがあった。
この映画は、戦後の忠臣蔵映画ブームの火付け役となった作品と言われていて現在でも、時代劇映画の最高峰の一つとして評価されている。
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書籍
太陽の季節(石原慎太郎)[新潮社]
1956年に刊行され、戦後の日本文学に大きな影響を与えた。
高校生・津川竜哉の、退廃的な享楽主義と暴力的な青春を描いた作品であり、
戦後の価値観とは異なる、新しい生き方を模索する若者たちの姿が話題になった。
時としては過激な描写やセリフで、大きな反響と論争を巻き起こした。
第34回芥川賞受賞50万部を超えるベストセラーとなり、社会現象になった。
当時、文壇は「暗い」作品が主流だったが、「太陽の季節」は明るい作風で新鮮な印象を与えた。
著者自身もモデルとなった津川竜哉のように、湘南で青春を過ごし「太陽族」と呼ばれる新しい若者文化を生み出した。
「太陽の季節」は映画化もされ、弟の石原裕次郎が主演を務めた。
映画も空前のヒットとなり、太陽族映画として知られるムーブメントの一翼を担い、当時の若者たちのファッションや文化を象徴する作品として人気を博した。
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ヒット曲
ここに幸あり / 大津美子
哀愁列車 / 三橋美智也
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